Office製品やWindows製品の新元号【令和】の対応は!?ギリギリの対応になることが濃厚の様子。

こんにちわ。現場の開発部門より、Excelの新元号まだか!?WindowsUpdate配信されてるんじゃないのか!?と喝を入れられたので、マイクロソフトさんに確認しましたので思い出含めて残しておきます。
生きてるうちに年号変わるのは、これが最後かもしれないですしね。

2019/5/11追記
どうやら4/26に配信したみたいですね。
「Windows10 1809」に関しては遅れて5/2にパッチ配信したようで。
ただ、Officeのサービスパック古くて最新のパッチあたってなかったです。。。
これから配信検証と調査で忙しくなります。くそぅ。

WindowsUpdateを「自動配信」にしてれば大丈夫!

以下のMicrosoftの公式ページにもある通り、基本的には自動配信で良いようですね。
WSUSで配信してますが、累積アップデートやセキュリティアップデートは許可にしているからきっと大丈夫であると信じてます。

Microsoft ソフトウェアの自動更新を有効にしている場合は、新元号に対応するための更新プロセスが自動的にインストールされますので、特別な操作を実行する必要はありません。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4497197/how-to-prepare-windows-and-office-for-the-may-2019-japan-era-change

Windows、.net Framework、OfficeそれぞれのKBパッチを当てましょう!

以下の参照サイトに記載されているKBパッチを当てれば、テスト動作することは出来ますよとの解答。
検証したところ、Office365 Pro Plusは確かに動作しました。
しかし、ボリュームライセンス版のExcel2010とExcel2016では動作しないのです。
Windowsのレジストリ値のコアとなる部分だけ配信していないとの解答でしたので、ここはもう少し検証する必要がありそうでした。

Office関連参照サイト
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4478844/office-updates-for-new-japanese-era

WindowsOS関連参照サイト
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4469068/summary-of-new-japanese-era-updates-kb4469068#section-3

配信は未定!2019/5/1以前の配信を目指します!という回答

日経TECHさんでも記載されていましたが、Microsoft問い合わせの際も善処しますが、現在言える唯一の情報とのことでした。
会計システムが和暦しか受け付けないものだからって開発部門の方が激昂しそうで怖いであります。

同社は「現在、米国の技術チームが準備を進めているところで、まだ配信時期は確定していない。22日中の配信開始はない。10連休に入る前の26日までの配信開始を目指している」(広報)が、間に合わない可能性もある。「全製品で同時期に配信せずに、Windows 10/8.1/7などの製品によって配信開始時期を変えることになるかもしれない」(同)と説明する。

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/04809/

パッチ適用の確認はレジストリ値に「令和」を自身で設定して確認しましょう!

社内SEとしての意地です。
せめてパッチがあたっているかどうかのテストとWSUSの内容だけは見ておくべきでしょう。
ということで、レジストリの値を変更します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras] 
– “2019 05 01“=”令和_令_Reiwa_R

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4469068/summary-of-new-japanese-era-updates-kb4469068#section-4

以上がまとめとなります。
開発部門からすると死活問題ですので、社内のITインフラが死なないようあと数日注視していきたい問題です。引き続き確認・検証して、国民の10連休に駆り出されないようにしたいと願う日々です。

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