WSUSに更新プログラムや任意のKBを手動でインポートする方法

みなさんこんにちは。新元号「令和」のWindowsパッチが適用されないパソコンが続出し、悲しい気持ちになっています。ますのです。(自動でアップデートするって言ったじゃないのぉぉ!!!)
嘆いても始まらないので調査です。どうやら、Windows10ではOSビルドのバージョン、OfficeではService Packのバージョンが最新になっていないことでWSUSが対象と判断していなかった様子。

最新のパッチを当てようとしましたが、WSUSの中には該当パッチファイルがなく八方塞がり。その時に手動でインポートする方法と出会ったためご紹介です。

参考:Microsoft Update カタログの活用法について

「Microsoft Update カタログ」にアクセスする

・「Windows Server Update Services」を開く>「更新プログラム」を右クリック>「更新のインポート」をクリック

ダウンロードしたい更新プログラムをインポートする

MicrosoftUpdateCatalog
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①検索バーにインポートしたい更新プログラムのKB番号や更新プログラムの名前を入力>検索ボタンをクリックする
②該当の更新プログラムが一覧で表示され、インポートしたい更新プログラムの「追加」ボタンをクリックする

MicrosoftUpdateCatalog
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③検索バーの下の「バスケットの表示」に数が追加した更新プログラムの数がカウントされたことを確認し、「バスケットの表示」をクリックする

MicrosoftUpdateCatalog
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④「直接インポート Windows Server Update Services」にチェックが入っていることを確認し、「インポート」をクリックする

※WindowsServer2016で実施するとエラーが出ることがあるようです。今回わたしが試した際は特に出なかったのですが、もし表示された方はこちらを参照するとよいかも

Windows Server 2016 の WSUS で更新プログラムのインポート時に互換性の問題が発生する事象
https://blogs.technet.microsoft.com/jpwsus/2018/04/11/2016-import-fail/

⑤別ウインドウで以下のようなインポート画面が表示されます。
進行状況が「完了」となれば無事WSUSにインポートが完了します。

 

あとはWSUSを再度開き「検索」から該当の更新プログラムが表示されれば、承認設定などでお好きなようにできるはずです!新元号対応以外でも使える知識かと思うので、今後のWSUS運用でも利用していければ良いなと感じた機能でした!

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