【AWS】各サービスの上限緩和申請は問い合わせ不要!管理コンソールから依頼する方法

  • 2021年2月24日
  • 2021年2月24日
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こんにちはますのです。
先日よりAWS環境をゴリっと触る機会があり、あれこれ作成する中でとあるエラーに突っかかりました。

  • 場面:ECSクラスターを作成しようとした
  • エラー内容:1つ以上のCloudFormationスタックリソースの作成に失敗しました。
インターネットゲートウェイ
失敗 { The maximum number of internet gateways has been reached. (Service: AmazonEC2; Status Code: 400; Error Code: InternetGatewayLimitExceeded; Request ID: xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxx; Proxy: null) }

エラーの原因はAWS制限の上限に引っかかったため

エラーの内容から、AWSでデフォルトで設けられているリソース上限に到達していたために発生しているものと予想できます。

クラスメソッドさんの制限リストを確認です。
https://dev.classmethod.jp/articles/aws-limits/#vpc

リージョン1つあたりのInternet Gateway数:5(VPC1つあたり:1)

あ、これですね…。
今回既にインターネットゲートウェイもVPCも5つ作成済となっていたので、それ以上の拡張が出来なかったようです。

AWSへ上限緩和申請を行う

解消のためにはAWSへ上限緩和申請を行う必要があります。

以前は問い合わせフォームから「上限緩和申請」をお願いしていたのです。
しかし、今回は問い合わせフォームからは行いません。

AWS SOA試験勉強中にたまたま問題を見つけた「管理コンソール上から申請」を行います。

AWS Service Quotasから上限緩和申請する

  • AWS Service Quotas管理コンソールへログイン
    https://console.aws.amazon.com/servicequotas
  • 左カラム:AWS サービスをクリック>検索で指定のサービスを探してクリック
  • 検索:上限緩和申請したいものを入力(今回はInternet)>Internet gateways per Regionを選択
    「調整可能:はい」となっている項目のみ申請可能なので注意します。
  • 「クォータ引き上げリクエスト」をクリック
  • クォータ値を変更:引き上げ後の値を入力>「リクエスト」をクリック

以上で上限緩和申請が完了となり、ステータス保留中のリクエストが発行されます。

即時反映ではないため、数時間~1日程度見積もっておくと良いかなと思います。

普段は管理コンソールのサポートセンターの「Service limit increase」から上限緩和申請を行っていました。
今回、AWS SysOps アドミニストレータを勉強していた際にWebからも出来るよ!というものを見つけており、丁度良いと思って試してみた次第です。サービス名などが分かっている場合は、こちらの管理コンソールで行ったほうが問い合わせの手間も無いため便利です。
何を選択してよいか分からない場合はサポートセンターへ投稿するようにしていけばよいかと感じました。

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