【2020年】 AWSサポートプランのまとめ、比較してみました

  • 2019年6月23日
  • 2020年5月2日
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こんにちは。AWSクラウドプラクティショナーを受験しようと奮闘しております。ますのです。
AWSを利用して運用管理していますが、サポートは仲介業者にお願いしていたり、支払いはプロパーさん管理のためあまりわかっていない項目なのであります。なので、今回はAWSクラウドプラクティショナーの試験項目内にも含まれている「AWSサポート」について、まとめて解説したいと思います。

AWSサポートはどんな時に使えるの?受付体制は??

AWS内に問い合わせページが存在しており、ユーザはそちらから問い合わせを行います。
ユーザからの問い合わせに対し、「AWSのエンジニア」が「24時間365日」「日本語」でお客様を技術的に支援します。

  • AWS利用中に発生した課題の解決の支援がほしい
  • AWSを利用して課題解決する方法を提案してほしい
  • 必要なときにAWSに関して相談できる窓口がほしい

AWSサポートプランは4種類。プランの比較検討をする。

プラン名 ベーシック 開発者 ビジネス エンタープライズ
用途 契約時に含まれる 学習や個人向け ビジネス影響のあるサービスを利用している方向け 業務影響が大きいなどの早期解決を望む課題にタイムリーな応答を期待したい方向け
利用料金(月額)
※AWS利用料によって変動
利用料に含まれる 最低:29 USD 最低:100 USD 最低:15,000 USD
料金に関するQ&A
技術に関するQ&A
技術問い合わせ方法 インスタンスのヘルスチェック不合格時のみ メール(日本時間 平日9:00 – 18:00) 電話、チャット、メール(24時間年中無休) 電話、チャット、メール(24時間年中無休)&TAMへの直接問い合わせ
初動対応 最短12時間 最短60分 最短15分

※表:2020/4月時点のサポート内容
※料金は各種プランによって異なりますが月額のAWS利用料の3%(開発)、10%(ビジネス/エンタープライズ)の上回った金額が適用されます。
参考:https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/compare-plans/

エンタープライズプラン、日本円で月額160万円くらいになるってこと!?
ビジネスプランだと1万円強くらいであってますよね??
え、わたしの計算間違いじゃないよね??と半信半疑であります^q^

AWSサポートの提供内容

AWSのサポート範囲は、基本的にAWS環境のみとなります。
利用者のEC2インスタンス内(サーバ)へのアクセスは実施しないため、基本的にはAWSの運用で集められる情報からサポートを行ってくれるものとなります。

 

対象内の問い合わせ内容

  • AWSサービスや機能に関する問題解決支援
  • AWSサービスや機能のご利用方法に関するQ&A
  • AWSサービスや機能、運用に関するベストプラクティスのご案内
  • サードパーティー・アプリケーションのサポート
    ※対象:ビジネスプラン以上(一般的OS、ミドルウェアに関する情報からからAWSの知見よりサポートをする)

対象外の問い合わせ内容

  • 利用者のアプリケーションの開発、デバッグ
  • 利用者のシステムの管理、運用、保守の代行
  • AWSサポートは利用者のEC2インスタンスへのログインは行わない

AWSサポートの一歩進んだ使い方

サポートAPIの活用

  • 疎通ができなくなったインスタンスの自動復旧スクリプト内で、最終的にAWSの対応が必要な場合に、自動的にケースを起票することが可能。
  • 社内でKnowledge Baseの作成
    (過去ケースのリストを管理するためにCLIで抽出するなど)
  • 既存のチケットシステムとの連動
    (TrustedAdvisorのチェック内容を自動で取得してCloudWatchに登録し、Alarmを設定するなど)

インフラストラクチャイベント管理(IEM)の利用

  • 短期間だけ手厚いサポートを受けたい!という場合に追加購入で利用することが出来る
  • エンタープライズレベルサポート製品の一部として利用が可能

利用者の重要な場面において、支援をしてもらいたい!となった場合にスポットで依頼出来るということですね。
新製品や新サービスがリリースされるタイミングやイベント時のみ利用する
サーバをAWSへ移行する場合などに利用されることが多いそうな。

まとめ

・AWSサポートプランは4種類あるが、受けたいサポートによって追加したほうが良い。
・本番環境を運用する場合、ビジネスプランに加入したほうが良い。
・インスタンス内の調査や利用者環境におけるOS、ミドルウェアのサポートはしない。

AWSサポートを契約するのも良いですが、AWS請求代行サービスなるものも出ています。
問い合わせ経路として「利用者⇔請求代行⇔AWS」となりますが、請求代行業者が「エンタープライズ」に加入していてそちらのサービスを受けられるメリットもあるようです。月額150USD払うよりはそちらのほうがコストメリット高いことも多いかと。

さぁ、クラウドプラクティショナー取得に向けて頑張ります!
個人的には請求代行業者挟まないで業務をするならビジネスプラン一択だなぁという印象でした。
皆さんのためになれば幸いです。

 

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