Linux(CentOS/RHEL)でタイムゾーンを設定する

  • 2019年4月11日
  • 2020年11月6日
  • IT, Linux

こんにちはますのです。
OS初期構築で確認必須なタイムゾーンです。ここも良く使うのですが良く忘れてしまうのでメモです。

タイムゾーンの初期設定はUTC(協定世界時)となっているため、日本時間に設定する必要があります。システムによっては時間出力で混乱しちゃいますからね。サーバ納品時に設定してあげると、皆さんがハッピーになりますので設定はお忘れなく。

タイムゾーン変更コマンド「timedatectl」を使う

centOS 7から「timedatectl」なるコマンドが出来た模様。/etc/localtimeを変更する方法やタイムゾーンのファイルを差し替える方法でやっていましたが、今後は「timedatectl」コマンドでの設定でやっていこうと思います。

設定可能なタイムゾーンの一覧を取得

タイムゾーンの一覧はたくさん出てくるので、grepなどで地域を絞りましょう。
Asiaとやっただけでも80地域近く出てきます。

# timedatectl list-timezones | grep Asia
Asia/Aden
Asia/Almaty
Asia/Amman
Asia/Anadyr
Asia/Aqtau
Asia/Aqtobe
Asia/Ashgabat
Asia/Atyrau  etc...

タイムゾーンを「Asia/Tokyo」で設定する

# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

設定確認。TimezoneがAsie/Tokyo(JST,+0900)となっていればOKです!

$ timedatectl
               Local time: Sat 2020-11-07 13:39:12 JST
           Universal time: Sat 2020-11-07 04:39:12 UTC
                 RTC time: Sat 2020-11-07 04:39:08
                Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
              NTP service: active
          RTC in local TZ: no
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