こんにちはますのです。
OS初期構築で確認必須なタイムゾーンです。ここも良く使うのですが良く忘れてしまうのでメモです。
タイムゾーンの初期設定はUTC(協定世界時)となっているため、日本時間に設定する必要があります。システムによっては時間出力で混乱しちゃいますからね。サーバ納品時に設定してあげると、皆さんがハッピーになりますので設定はお忘れなく。
タイムゾーン変更コマンド「timedatectl」を使う
centOS 7から「timedatectl」なるコマンドが出来た模様。/etc/localtimeを変更する方法やタイムゾーンのファイルを差し替える方法でやっていましたが、今後は「timedatectl」コマンドでの設定でやっていこうと思います。
設定可能なタイムゾーンの一覧を取得
タイムゾーンの一覧はたくさん出てくるので、grepなどで地域を絞りましょう。
Asiaとやっただけでも80地域近く出てきます。
# timedatectl list-timezones | grep Asia
Asia/Aden
Asia/Almaty
Asia/Amman
Asia/Anadyr
Asia/Aqtau
Asia/Aqtobe
Asia/Ashgabat
Asia/Atyrau etc...
タイムゾーンを「Asia/Tokyo」で設定する
# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
設定確認。TimezoneがAsie/Tokyo(JST,+0900)となっていればOKです!
$ timedatectl
Local time: Sat 2020-11-07 13:39:12 JST
Universal time: Sat 2020-11-07 04:39:12 UTC
RTC time: Sat 2020-11-07 04:39:08
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
NTP service: active
RTC in local TZ: no