WordPressの初期設定でデータベース接続確立エラーが出た時の対処方法

  • 2019年4月14日
  • 2019年4月14日
  • WordPress

皆様こんにちは。自分が所持しているサーバで「データベース接続確立エラー」なんてものが出まして、2時間程悩んでしまいました。
※悩んだ理由は主にphpMyAdminのrootパスワードでしたが。。。

WordPressをインストールする際の設定箇所

①サイトのデータを格納するデータベースの作成(phpMyAdmin)
②Webサーバ上にWordPressデータのアップロード
③WordPress設定ファイル「wp-config.php」に①で作成したデータベース情報の入力

①~③の設定を忘れてしまうと、どうやらデータベース接続確立エラーが出る様子。こんな感じのエラー。

ではそれぞれの設定について見ていきましょう。

サイトのデータを格納するデータベースの作成(phpMyAdmin)

データベースに接続する際は、レンタルサーバによって手法が変わってきますので自身が契約しているサーバで確認しましょう。
わたしはxamppという環境を使いました。

MySQLの欄にある「Admin」をクリックするとphpMyAdminが起動します。

ログイン画面が出てきたら管理者ユーザでログインします。rootとなっていることが多いと思いますが、ご自身の環境にて。
※わたしはこのID・PWが分からず、過去資料から見つけだしたというラッキーな状態に。

ログイン後は、タブ:データベースをクリックし、データベースを作成するより作成します。
・データベース名
・照合順序
※照合順序はWordPressでは「utf8_general_ci」にしておくと、トラブルが少ないかと思います。

データベースに追加されます。
追加されたデータベース名の横の「Check privileges」をクリックし、作成したデータベース専用の特権ユーザを作成します。

※その他の項目はデフォルトのまま追加で完了

Webサーバ上にWordPressデータのアップロード

続いてWordPressのシステムデータをアップロードします。
レンタルサーバにマニュアル等があることが多いので、各レンタルサーバを参照ください。

わたしはまずはここのURLからダウンロードしました。
https://ja.wordpress.org/download/

ダウンロード後
・zipデータの解凍
・Webサーバ上に解凍データを配置


WordPressフォルダ内のデータを全てWebサーバ直下アップロードします。

WordPress設定ファイル「wp-config.php」に作成したデータベース情報の入力

①「wp-config-sample.php」をコピーし、「wp-config.php」を同じ階層に作成する
②「wp-config.php」内の以下の場所にデータベース情報を入力する

// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'database_name_here');
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'username_here');
/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password_here');

今回の例になぞると以下のようになります。

// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'knowledge');
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'knowledgeadmin');
/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '※knowledgeadminのパスワードを入力※');

その他の設定はデフォルトで問題ありません。
設定変更が必要な方は必要に応じ設定します。

※補足:以下部分は自動で設定されるため、初期構築時は触らないが吉です。

 define('AUTH_KEY',         'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_KEY', 'put your unique phrase here');
define('NONCE_KEY', 'put your unique phrase here');
define('AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_SALT', 'put your unique phrase here');
define('NONCE_SALT', 'put your unique phrase here');

以上の設定を保存し、完了です。
自身のWordPressサーバにアクセスしてみましょう。

こんな感じのページが出れば設定完了です!

今回の対応で、資料を残すことの大切さが身にしみました。。。
phpMyAdminのrootパスワード忘れたら、パスワードの上書きしかなさそうでしたからね。またわからなくなるだろうから設定方法はまた改めて調べます。

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