こんにちはますのです。
2023/1/9の成人の日、無事に「Advanced Networking – Specialty (ANS-C01)」に合格することが出来ました!
【受験歴】
- 1回目:不合格(722点 [2022/12/19])
- トイレ退出:1回
- 残り時間:10分
- 2回目:合格(779点 [2023/1/9])
- トイレ退出:0回(膀胱の限界)
- 残り時間:1分
「複数アカウントネットワーク管理」「オンプレ⇔AWS間の設計」が理解出来て受験のスタートラインと言っても過言ではなさそうです。
日本語版の資格対策が出てきていないことも現時点で最難関と言われている理由かと思います。
合格するまでの勉強方法が分からず「覚えている内容が血肉となっているのだろうか」という不安や焦燥感が個人的にしんどかったポイントです。
今まではTeckStock(旧koiwa)や各種問題集をひたすらやり続けて解説を読んで覚える勉強法が使えず…。
最終的にはひたすら公式情報や解説ブログを読み漁る日々でした。
わたしが合格するまでに利用した勉強内容が今後同じ道を歩む皆さんの一助になれば嬉しい限りです。
勉強に使った教材
ANS-C01を合格するまでに利用した勉強の教材を記載します。
1回目(不合格)、2回目(合格)で利用したものが全く異なるのでそれぞれ紹介します。
1回目受験までに利用(勉強期間:3週間)
- [NEW] AWS Certified Advanced Networking Specialty 2022
- お値段:セール中で2000円くらい
- 英語教材のため全部聞くのはしんどかった。(ChromeやEdgeの翻訳機能を利用)
- 構成図やブラウザでの設定デモ動画はあるので何やっているかは分かる
- Route53、DirectConnect、TransitGatewayなど分かれているので体系的に進められるのは良かった
- 必要な単元だけ受講とすると効率良かったかも
- 別口座の問題集バージョンは旧試験の内容らしいよという噂なので未購入(ANS-C01って書いてあるのに)
- お値段:セール中で2000円くらい
- Whizlabs:AWS Certified Advanced Networking Specialty(Practice Tests)
- お値段:セール中で1500円くらい
- 英語教材のためChromeやEdgeの翻訳機能で2周する
- TransitGatewayの問題が多めな構成
- 問題レベルは本番の文章量と匹敵するので慣れには良い
- 積極的にオススメしないけどやらないよりはやった方が良い程度の保険
- お値段:セール中で1500円くらい
- 公式:AWS BlackBelt Online Seminer(DirectConnect、TransitGateway、GatewayLoadBalancer)
- 試験のコアとなりそうなものを流し見して知識補完
- 1回目の時はあまりBlackBeltを見なかったけど、最終的に行き着くのは公式資料を見るに限るという点
試験範囲の知識が足りないと思いながらも、もう勉強したくない&問題を把握する玉砕覚悟の気持ちで1回目の受験に挑みました。
なお、20問くらい解いて諦めの気持ちが生じた模様。
2回目の受験に向けて何を補完するべきか?何を勉強すべきか?を意識しながら進め、結果は見事に不合格で玉砕致しました。
2回目受験までに利用(勉強期間:3週間)
- 公式:AWS Certified Advanced Networking – Specialty (ANS-C01) 試験問題サンプル
- 勉強開始の最初、ならびに仕上げに絶対にやるべき
- 解説までしっかり目を通すことをオススメする
- この問題が分からないなら受験しないほうが良いと所感(1回目受験時の自分に言いたい)
-
- 公式:AWS BlackBelt Online Seminarをひたすら視聴(YouTubeのAWS公式チャンネル)
- 1回目の勉強期間で漏れていたAWSサービス、試験のコアとなるAWSサービスを中心に視聴
- Route53 HostedZone:1回
- Route53 Resolver:2回
- DirectConnect:1回
- Site-to-Site VPN:2回
- TransitGateway:2回
- NetworkFirewall:1回
- GatewayLoadBalancer:1回
- スマホゲーや通勤中などのながらで1.5倍速視聴。ラジオ感覚。
- 1回目の勉強期間で漏れていたAWSサービス、試験のコアとなるAWSサービスを中心に視聴
- 書籍:要点整理から攻略する『AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識』
- ANS-C00用(2022/2月発売)だけど最新技術の解説が盛り込まれててANS-C01の範囲も網羅されてる
- 著者の佐々木さんのブログにもその旨記載確認
- VPCエンドポイント(PrivateLink)は業務利用してるから勉強範囲から外してたけど、認識の抜け漏れとかあったので個人的に試験前に読んで良かった
- 模擬試験の問題はやる時間なかったので実施せず
- ANS-C00用(2022/2月発売)だけど最新技術の解説が盛り込まれててANS-C01の範囲も網羅されてる
- 公式:AWSナレッジセンター
- 勉強のネタに困った時に眺める程度
- 自分が覚えきれていない分野に絞って読み込んでいく
以上の勉強を進めることでなんとか合格することが出来ました。
ANS資格対策の勉強で利用した記事の紹介
勉強している期間に確認した記事やメモをTwitterで少し残していたので拾える範囲で紹介します。
Global AcceleratorがUdemyの講座に無かったことで知識皆無でしたので、そこの確認が結構多かったです。
試験ガイドに「Global Accelerator」が明記されていたので、勉強開始前に試験ガイドで範囲はちゃんと確認しておくべきだったと後悔です。
AWS Certified Advanced Networking – Specialty (ANS-C01) 試験ガイド
Route53
- Route53プライベートホストゾーンを使用する場合の考慮事項
- Route53 Resolverを試した
- DNSSEC(キー署名キー (KSK) の使用)
AWS Site to Site VPN
- [アップデート] AWS Site-to-Site VPNがPrivate IP VPNをサポートしました
AWS Global Accelerator
- AWS Global Accelerator
- AWS Global Accelerator のよくある質問
- AWS Global Acceleratorのカスタムルーティングアクセラレータのご紹介
- AWS Global Accelerator で独自の IP アドレス (BYOIP) を使用する
- AWS Global Acceleratorのネットワーク・セキュリティ設計のために考えるべきこと
- 【レポート】 Amazon CloudFront と AWS Global Accelerator を使った AWS Global Network の活用方法 #AWSSummit
CloudFront
- エッジで爆速コード実行!CloudFront Functionsがリリースされました!(Lambda@Edgeとの比較)
Elastic Load Balancing(ELB)
- 新しいNetwork Load Balancer – 秒間数百万リクエストに簡単にスケーリング
- Amazon EKS でのネットワーク負荷分散
- [AWS] Load Balancer Controllerを使ってEKS用のロードバランサーを作る
ひとりで頑張るのは限界があるので今後も上手にインターネットを活用していきたい心持ちです。