WindowsDefenderを無効化する【クライアントPC編】

こんにちわ。ますのです。
WindowsDefenderの通知がやたらと出されてしまい、ユーザからの問い合わせが絶えない昨今であります。
ウイルス対策ソフトを別途入れているのでWindowsDefenderはいわばおまけ。情シス部門としては邪魔なことこのうえないのです。

あんまりユーザを不安がらせてもいけないので、WindowsDefenderを無効化する方法について簡単に調べてみました。
GPOでの停止方法もあるのでそれはまた別途書きたいと思います。

方法1:Windows設定画面からオフにする(一時的な無効化)

こちらの無効化の設定は一時的な方法ですが、PC操作に慣れていない方でも簡単に扱えるのでご紹介。
完全に停止したい!という方は「方法2」のレジストリ変更をご確認あれです。

1.Windowsマーク>設定>更新とセキュリティ をクリック

 

2.左カラム:Windows セキュリティ> 右カラム:ウイルスと脅威の防止 をクリック

 

3.「ウイルスと脅威の防止の設定」>設定の管理 をクリック

4.リアルタイム保護:オン⇒オフ に変更する

「リアルタイム保護」をオフにすることでWindowsDefenderを無効化できるであります!
ただ、注意書きにもある通り、いずれは自動的にオンに戻ってしまうので一時的な対応となります。

方法2:レジストリ書き換えによる無効化(完全な無効)

こちらは方法1とは異なり、WindowsDefenderを永久に無効化とします。レジストリを触るのでPC操作が慣れてない人はやらないでね!わたしみたいにパソコン壊しちゃうケースもあるので←

1.検索>[regedit] と入力>レジストリエディター を起動する

 

2.下記順に展開>「WindowsDefender」を右クリック>新規>DWORD(32ビット) をクリック

  • HKEY_LOCAL_MACHINE
    • SOFTWARE
      • Policies
        • Microsoft
          • Windows Defender>右クリック:新規>DWORD(32ビット)

3.名前:DisableAntiSpyware を設定>右クリック:修正 を選択

新たに「DisableAntiSpyware」を追加します。
追加後に値を変更するため、「DisableAntiSpyware」を右クリック⇒「修正」をクリックします。

3.値:1 を入力>OK をクリック

以上でレジストリの設定は完了となります。

4.【Windows10 ver1903以降の場合】改ざん防止を無効化する

こちらの手順はWindows10 ver1903以前、ならびに他のアンチウイルスソフトが導入されている場合はスキップします。

※設定箇所は「方法1」と同じ画面になります。

  1. Windowsマーク>設定>更新とセキュリティ をクリック
  2. 左カラム:Windows セキュリティ> 右カラム:ウイルスと脅威の防止 をクリック
  3. 「ウイルスと脅威の防止の設定」>設定の管理 をクリック

画面少し下にある「改ざん防止」をオン⇒オフに変更します。

以上、「方法2」の1~4を実施した後、最後に PCの再起動 を行うことで完全無効化が完了となります。

完全無効化を戻したい場合は、方法2で追加したレジストリの値を削除⇒再起動を行うことで元に戻りましたので、お試しあれ。

他のウイルス対策ソフトを入れているとWindowsDefenderが器用貧乏に感じる時があるので、完全に無効化したい時や検証をしたい時などにお試しいただけるといいかなと思った次第であります!
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