こんにちはますのです。
インフラエンジニアにも関わらず、自宅PCについては定期的なデータバックアップもSSD換装もしたことが無い遊び人です。
そんな筆者でもデータの消失は怖いのです。特にブログ関係。ヘッダー素材とかの元データ無くなったら同じもの作れる気がしない。
ブログ自体も重要なデータ保存庫になってきましたし、なおかつローカルデータも溜まってきた今日この頃。ローカルデータのバックアップや、OS自体のバックアップ→復元が出来る状態を作っておかないといけないなと感じております。
そこで登場しますが無料ツール「EaseUS Todo Backup Free」でございます。
何が出来るのかというと「WindowsOSのまるごとバックアップ」「ディスク/パーティション単位でのバックアップ」「フォルダ単位でのバックアップ」です。
かんたんに言うと、大きい範囲から小さい範囲までデータが取得出来るよ。しかも復元も出来るよっていうことです。
でもこの「EaseUS Todo Backup Free」というソフト、無料でもOSまるっとバックアップ取れるじゃないですか。robocopyなんてサーバ管理者の嗜みを一般人に押し付けるのはよくないのです。脳死でぽちぽちやれることは楽してやりたい所存なのです。
決して、面倒とか、そういうのじゃ、ないのでありますよ、えぇ。
インストーラーのダウンロードは公式サイトから
まずインストーラはこちらのサイトからダウンロード。ぽちぽちして進めていきます。
EaseUS Todo Backup Free
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html
有償版も3,980円であるようですね。
有償版が欲しくなる要素はこのあたりでしょうか。
- データバックアップの時間短縮
- スケジュールに基づいたバックアップ設定
- 他PCへのシステム移行
筆者の利用用途はとりあえずバックアップ取りたいなので、いったんは無料版でやってみるのです。
フォルダ単位のバックアップ
インストール後に起動するとこんな感じの画面が。
分かりやすぅ…。最近のソフトって本当に画面構成分かりやすいの多いですね。マニュアル見なくても分かります。
とりあえず「ファイル」を選択します。
バックアップしたいフォルダを選択>データの保存先を選択>「実行」をクリック
フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップで定期的な設定が出来ます。
実行をするとこんな感じでバックアップが始まります。
HDD→HDDへ80GBのデータをバックアップする状況で約20分くらいかかりました。
バックアップデータを個別に復元する
復元したデータを個別に取り出したり、検索することも出来ます。
対象バックアップデータの「復元」>バックアップしたいデータのみをチェック>復元先を指定>「実行」をクリック
「EaseUS Mobisaver Free」で指定したバックアップデータの中身が、デスクトップ上に復元することが出来ました。
インフラエンジニアならWindowsのシャドウコピーの機能くらい使いなさいよ、ファイルの「プロパティ>以前のバージョン」から復元しなさいよ、という突っ込みが来そうだなと思っていますが、気にしてはいけないのです。
調べなくても画面上でポチポチ脳死で出来ることが重要なのです。
データバックアップのスケジュール設定も可能
スケジュール設定は有償版だけだと思ったのですが、どうやら無料版でも出来る様子。
有償版でしかできないものは「イベントごと」という項目のようです。
イベントごとで設定出来るのは以下の4種類。起動終了などの丁度良いタイミングでのスケジュール設定は有償版だけやでということです。
- システム起動時
- システム終了時
- ログオン時
- ログオフ時
- USBデバイス接続時
無料版で設定出来るものはこれら。指定した時間にパソコンが起動していればバックアップをしてくれるようになります。
- ワンタイムバックアップ
- 毎日(●時、■時、▲時…、〇時~□時:*時間毎)
- 毎週(複数曜日指定、*時実行)
- 毎月(日付指定、第● ■曜日、*時実行)
なお、指定はいずれかしか選択が出来ないのです。
個人的にはこの部分を複数指定出来れば嬉しいなと感じた次第ですね。
理想としては以下のスケジュール設定が出来ると何かあったときでも大丈夫という感じですが、業務用でもないので月1回のフルバックアップでも十分かなと。常に起動しているわけではないので、スケジュール設定までをするなら有償版の方が確実です。
- 毎月1回:フルバックアップ
- 毎週1回:差分バックアップ
- 毎日1回:増分バックアップ
OS単位のフルバックアップ
ファイル単位でのフルバックアップではなく、WindowsOSをバックアップすることも可能でした。
マニュアル:https://jp.easeus.com/todo-backup-resource/system-backup.html
メニューから「システムバックアップ」を選択する
ファイルバックアップと同じ要領です。
保存先を指定して、「実行」をポチるだけです。
このデータがあればPCが起動しなくなったとしても何とか復元が出来るようになりますね。保険は大事であります。
ただし、データがあるだけではPCが死んだら終わりです。そんな時のためにブータブルディスクも作成出来るのですねこのソフト。
Todo Backupでブータブルディスク(起動ディスク)を作成する
HDD→SSD換装も画面ポチポチでイケル
優れものですね。こいつ。
SSD換装、いずれはやる必要があるなぁと思いながらやり方調べてなかったのです。「EaseUS Todo Backup Free」ではボタンぽちぽちだけで終わるようです。
画面上の操作だけではなく、物理的な部分も含めて手順を用意してくれているので詳しくはそちらを参照あれ
・SSD換装:OSを含むHDDをSSDに完全にクローンする
https://jp.easeus.com/todo-backup-resource/how-to-change-hdd-to-ssd-2018-new-guide.html
メニュー:クローン>コピー元HDDのディスクを選択→コピー先SSDのディスクを選択
あとはコピー完了後に、HDDとSSDのディスクをドライバー等で外して差し替えるだけという感じのようですね。
現在のSSDが256GBしかないので、もう少し容量の大きなSSDに差し替えるときに使ってみようと思います。
結論:かんたんに操作出来るので無料版でもデータバックアップしやすい
ぶっちゃけてしまうとWindows標準機能であれこれやろうと思えばやれる操作になります。
ただ、それらの操作を画面上で「かんたんに」出来るというところが重要なのです。
調べることなく直感的に操作が出来るので、PC操作に不慣れな人でもデータバックアップが出来る点はとても評価高いです。
ちなみにソフトを使わないで実現する場合はこれらをやることになりそうかなと。
- robocopyをタスクスケジューラに仕込む
- シャドウコピーを設定して「以前のバージョン」からデータを復元出来るようにする
- Windowsシステムツール:回復ドライブの作成でOSバックアップをする
調べれば出来るものだけども、あちこち画面が飛ぶのでめんどくさいのです。
ひとつのソフト上で全部まとめて出来るのは有難いのです。
パソコンが死んでデータが復元できなくなる前の備えでぜひともバックアップのお供にどうぞというものになりました。